空論オンザデスク

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子育て、親育てを中心としたブログ 教育本、子育て本、鉄道もの、プラレール、トミカ系おもちゃなども。

格差社会に立ち向かう最後の砦は、「先生」である

格差社会の壁を打ち破る可能性は「教育」にあり、教育の格差を埋めることができるのは「教員」の力であるというお話です。 格差社会、知識社会 すでにあらゆる場面で言われているように、世の中の格差は拡大しています。 トマ・ピケティは「21世紀の資本」で…

私たちの職は人工知能に奪われるとか奪われないとか ーシンギュラリティ前夜の世界を思い描くー

人工知能が人間を超える「シンギュラリティ」 人工知能の能力が加速度的に向上していき、ついには人間を凌駕する。それをシンギュラリティ(技術的特異点)と言います。起こる時期は、提唱者によってまちまちですが、2045年あたりを指すのが最も多いらし…

権力者の本性は顔の「横幅」で分かる

男の顔の「横幅」を見ると何が分かるのか 今回も、橘玲氏の「言ってはいけない」からネタをいただきます。 上の画像クリックでアマゾンのページに飛びます。 注目したのは、以下の記述。 母親の胎内で高濃度のテストステロンに曝された男性は顔の幅が広くな…

過剰労働は「お客様は神様」意識のせいか

長時間労働の原因は「お客様」の暴走だ 日本の過剰なサービスが長時間、過剰労働を助長しているという、最近よく目にする論調です。 日本の過剰労働は、「お客様」の暴走が原因だ | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの…

子供の喧嘩に親が出るのはなぜか

2歳とか3歳の幼児の世界でも、「うちの子に何してくれるんだ」的な親の介入はあるんだなあと思った出来事です。 先日、妻が息子(3歳)を公園に連れて行った時のこと。 場所は滑り台。息子の他にもう少し小さい女の子(2歳くらい)が遊んでいたそうです。幼…

本多勝一「殺される側の論理」ー日本を引っ掻き回した論客の代表作ー

本多勝一氏といえば、かつて朝日新聞社のエース記者として日本のジャーナリズムを牽引し、よくも悪くも数多くの論争を巻き起こした人物です。 近年では、朝日新聞の捏造疑惑に深く関与し、同じく代表作「中国の旅」で南京大虐殺を捏造したとも言われ、ネット…

意外と分からなかった「著作権」について(その2)

前回の記事↓ unbabamo189.hatenablog.com 著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A) 作者: 福井健策 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2010/01/15 メディア: 新書 購入: 7人 クリック: 253回 この商品を含むブログ (48件) を見る 著者はどち…

意外と分からなかった「著作権」について(その1)

今回読んだ本はこちらです。 著作権の世紀 著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A) 作者: 福井健策 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2010/01/15 メディア: 新書 購入: 7人 クリック: 253回 この商品を含むブログ (48件) を見る 情報が瞬…

胃の腑をえぐるような言葉に出会いたければ「夜露死苦現代詩」を読め

ちくま文庫ってご存知でしょうか。 古典や思想など、高尚な内容を主に扱っているアカデミックなレーベルです。私はこの文庫が大好きでして、本屋さんでちくま文庫の棚を漁っていると、ときどきマニアックでディープな世界に出くわすことができます。それはそ…

TBS「ハト男」報道の不快感

http://jcc.jp/news/10645766/TBSの朝の情報番組「ビビット」で放送していた「ハト男」報道が酷すぎて見ていられない。アパートに1人で住む年配の男性が、玄関先でハトへのエサやりを繰り返すため周辺にハトが集まってしまい、周りの住民が迷惑しているとい…

日本人は昔からエロ話が好きだった。ー宮本民俗学に見る農村の性文化ー

性というものを、昔の日本人はたいへんにおおらかにとらえていた、という話です。 読んだのは、「忘れられた日本人」宮本常一著です。 忘れられた日本人 (岩波文庫) 作者: 宮本常一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1984/05/16 メディア: 文庫 購入: 49人…

人はなぜ思ってもいないことをしてしまうのか。ー「影の現象学」からー

影が人に何をさせるのか 私たちは時折、自分でもなぜあんなことをしてしまったのだろうかと疑問に思うようなことをやってしまいます。ふと魔が差して、とか、ついうっかり、など無意識的にということもあります。しかし、これをやってしまったらほぼ確実に後…

「文明の衝突」を読み解く

文明の衝突を読み解くシリーズ第4回(最終回)です。 第1回 unbabamo189.hatenablog.com 第2回 unbabamo189.hatenablog.com 第3回 unbabamo189.hatenablog.com 本書第4部の「文明の衝突」以降について主に読み解いていきます。 文明圏と勢力圏 中核国の存…

文明間のバランスが変わり、「文明の衝突」が起こりやすくなる

「文明の衝突」を読み解くシリーズの3回目です。 第1回 unbabamo189.hatenablog.com 第2回 unbabamo189.hatenablog.com 文明間のバランスのシフト 今回は、本書の第2部である「文明間のバランスのシフト」と、第3部の「文明の衝突」について読み解きたい…

「文明の衝突」は、冷戦後の世界をどのように規定したか

前回に引き続き「文明の衝突」の話です。 前回の記事 unbabamo189.hatenablog.com 文明の衝突 作者: サミュエル・P.ハンチントン,鈴木主税 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 1998/06/26 メディア: 単行本 購入: 17人 クリック: 915回 この商品を含むブログ (…

「文明の衝突」を読む前に、冷戦時代を復習する

「文明の衝突」について およそ10年前にこの本は世に出ました。 「文明の衝突」と題されたこの書物は、原題を「The clash of civilizations and the remaking of world order」と言い、そのまま訳すなら、「文明の衝突と世界秩序の再編」となります。書い…

メルカリとヤフオク

使わなくなったものを売ったり中古品を安く購入したりできるのがオークションサイトですよね。これまで我が家はヤフオク一辺倒でしたが、最近TVCMなんかでもよく目にするようになった「メルカリ」を試してみることにしました。 そして、やってみた感じをヤフ…

ううむとしか言えねえ。同業者からみた受験サプリ。

diamond.jp 予備校は十年以上前から映像化が進んでいて、いずれこういう商品が出てくることは同業者ならだれでも予測できたはずだった。 少子化、大学全入時代、浪人当たり前時代から現役当たり前時代に突入し、もう有名講師の授業に学生が殺到するような時…

ハンナ・アレントを読む(2)

概説書におんぶに抱っこで読み解く現代の思想シリーズ。「ハンナ・アレント」第2章 全体主義の登場と破局の20世紀 無国籍者の出現と人権の危機 国民国家は、「Nation State(ネーションステート)」である。ネーションとは、国民とも民族とも訳される難しい…

ハンナ・アレントを読む(1)

概説書におんぶに抱っこで読み解く現代の思想シリーズ。「ハンナ・アレント」第1章 ハンナ・アーレント 予告編 - YouTube ハンナ・アレント(アーレント)の書いたものを読みたくなったのは、単にミーハーな動機からに他ならない。20世紀の約半分をリードした…

鉄塔の見える生活

鉄塔の見える生活 自宅の近所を散歩していると、結構近くに高圧線のラインがあって、 鉄塔が連なっていることがわかります。 家からは見えないんですけどね。 高圧線の近くにいると、何かと健康被害とかが心配だという意見もあります。 怖くないかといえば嘘…

心の中に隠れたナショナリズムについて

ナショナリズム nationalism の意味。1民族(独立)主義、2(時に批判して)国家主義、国粋主義;愛国心;愛国主義(運動)。 今、人間の頭の中の感情を擬人化した映画が上映されているが、その中には、この「ナショナリズム」という特殊でありがなら普遍的な…

学歴フィルターについて 第2回

第1回はこちら 前回提示した、以下の疑問点について書きたいと思う。 ・学歴は本当に学力に対応しているのか。 ・学歴の高低は学生自身の責任だけに帰すのか。 ・学歴フィルターはなぜ存在せねばならないのか。 ・そもそもなぜ、学歴フィルターが問題なのか…

学歴フィルターについて 第1回

第2回はこちら 学歴フィルターとは、就職活動のさいに、企業が学生を学歴によって選抜に参加させるかどうかを決めること。多くは、中堅以下の大学の学生が企業説明会などに参加を申し込もうとすると満席になっていて断られるのに、一流大学の学生には空席あ…

お相撲さんはなぜ威圧的でないのか

通勤途中、駅前で数人の相撲取りを見かけた。 髷を結っていたから、関取に違いない。浴衣を着、雪駄や下駄を履き、静かに会話をしながら迎えか菜にかを待っていたのだろう。 至って物静かな感じながら、体格の大きさは圧倒的な存在感を持ち、周囲の視線を集…

ブラジル ワールドカップに寄せて

googleを開いてみたら、ブラジルのストリートビューへの入り口が。 いわゆるストリートアートというもの? この色の感覚がすさまじく日本と違う。違いすぎて圧倒されてしまうしあこがれる。 原色の配置なのに風景にあわせると違和感がない。 まるで風景その…

交通事故を見た

交通事故を見た。 その夜、家に向かって歩いていたら、角を曲がった右手前方の横断歩道で車と歩行者が接触した。 直前にブレーキを踏み込む鋭い音。 周囲は暗く雨が降っており、ヘッドライトの光は相当に拡散していただろう。 加えてブレーキの効果も濡れた…

富岡製糸場についてのニュースから

世界遺産に指定されてから何かと脚光をあびている富岡製糸場だが、一工場が文化財になるまでには長い間の維持と保全にたゆまぬ努力が必要だった。 昭和16年に国から買い取り、維持保全していたのは、片倉工業という一企業だった。当時の経営陣は、歴史的な価…

retireの意味の違いが日本と欧米でちがう

いまさっきテレビでビートたけしがいっていたこと。 日本語の「リタイア」と英語の"retire"は、確かに意味は同じかもしれないが、そのニュアンスは大きく異なる。 日本語のリタイアは多くが否定的な意味。レースをリタイアする。キャリアをリタイアする。人…

子供への関心 男と女

初めて子供を連れて飛行機に乗った。 空港のあれこれは今まで何度も経験しているのに、まるで初めてのフライトのように感じてしまう。自分ひとりだけの面倒を見れば良いのと、常に赤ん坊の様子を見ながら動かなければならないのと、立場が変わると同じ施設で…

端午の節句

5月人形を出した。 実に23年ぶりの再会ながら、鎧の輝きは昔のまま。変わらぬ威厳を保っていた。昔の人の仕事は凄いものだな。今年、息子の初節句を迎えた。父親のお古では可哀想かな、とも思った。ひょっとしたらそういう仕来たりでもあるかと勘ぐったりし…

宮殿焼き肉のたれCMに衝撃を受けた

日本食研の「宮殿、宮殿、焼き肉のたれ~♪」 というCMを初めて見て、軽い目眩とともに衝撃をうけた。食品のCMというのは、そのおいしさをアピールするものである、という概念を軽く飛び越えたものであるからだ。ちょっとぐぐってみたら、 本当に宮殿で作って…

「5時に夢中」がおもしろい

実家の母親が絶賛。強力にすすめて嫁を巻き込んだ番組がこれ。 TOKYO MXというマニアックな選択に、最初は疑問を感じるかもしれないが、これが面白い。 まず、MCがふかわりょうというところに思いきりの良さを感じる。無難な候補なら他にいくらでもいただろ…

マンションの定期総会に行ってきた

マンションには管理組合というものがある。 どんな家も、いずれは劣化して壊れる運命にあり、マンションもその例外ではなく、いかにしっかりと管理していくかがその寿命を決める。家にながく快適に住もうと思ったら、きちんと補修していかなきゃいけない。一…

禁煙CMの大攻勢の裏側を勘ぐる

自分は喫煙者である。 いままで禁煙経験は幾度もあり、その都度復活している。長いときで3年間煙草を吸わなかった。それだけ離れていると、もう一度吸ったとしても以前みたいにニコチン依存にはなるまい。そう思い安易に煙を吸い込んだが最後、悪魔のような…

ゲーム性について

ノルウェー、かスウェーデンか。スピード違反を減らす目的で導入した制度に、そういうものがあった。 違反者から徴収した罰則金を、優良ドライバーに報償金として与えるという。このようなゲーム性を取り入れたシステムによって参加意欲を引き起こし、意識を…

コルコバードの丘のキリスト像

ブラジル、リオデジャネイロにあるキリスト像(christ the redeemer)のことがテレビでやっていたので、ちょっと知りたくなって調べてみた。知りたかったのは、雷が落ちたことや建設秘話ではなく、 なぜキリストがあのポーズをとっているかということだ。世界…

ほけんの窓口に行ってみた その2

一度目の相談で死亡保障と学資保険の入り口まで話を聞いた。 今日は2度目の相談。医療保険、ガン保険の話を聞いてきた。 聞いた話をまとめて今後の検討の取っ掛かりとしたい。 まず医療保険について。例えばガンになったときのことを想像してみる。 どのく…

ほけんの窓口にいってみた。

生命保険と医療保険。それにガン保険。 一家の大黒柱とやらになると、この臭いだけの体もそれなりに使い道が増えるものだわ。 自分が明日死ぬか死なないか。 あるゆる瞬間にサイコロを降って、死なない間は保険会社の勝ち。死んだら俺の勝ち。入ってしまえば…

拡大していく「不適切写真」の意味。「悪ふざけ」から「腹いせ」、そして「反抗」へ

昨日届いたGunosy上の記事で、またもや飲食店の従業員による「不適切写真」が掲載されていた。今度は蕎麦屋の洗浄機の中に若者が横たわった絵だったように思う。タイトルが「洗浄機で洗われてきれいになっちゃった(笑)(笑)」 このような、飲食店の従業員やそ…

回転寿司を考える~廻っている寿司はどこへいくのか~

回転寿司を食べてきた。最近の客は自分を含めて廻っている寿司を食べない。自分の食べたい寿司をオーダーして、来たものを食べたほうが作りたてでおいしいから。だから廻っている寿司は手をつけられることのないまま乾いて古くなっていく。それらは客の間を…

人生二回結婚説

木々高太郎・・・文藝春秋8月号の坂崎重盛氏の随筆より 「粋な大人たちはどこへ消えた」と題する随筆 戦後の文壇で活躍した木々高太郎は、医学者林髞としても一事業をなした人物で、戦前ソ連に留学して有名なパブロフ教授の条件反射(「パブロフの犬」)を…

ガンと老化

文藝春秋8月号 立花隆の対談より引用「p16というガン抑制遺伝子は、老化を促進する働きもある。老化というと、白髪が増えたりしわができたりすることをイメージしますが、細胞レベルの老化は、ある意味でガンを抑える機構なのです。老化は実はガンと裏返しの…

選挙に行こう、の本当の理由

7.19の読売新聞の記事より80歳台の1人暮らしのお年寄り。夫を亡くして遺族年金が月に20万円、本人の基礎年金が月に5万円。合わせて月25万円の収入があり、さらに医療費や老人ホームに入る際の費用が軽減され、その上非課税、つまり税金を払わなくていい、と…

ランドマークタワー20歳

ランドマークタワーが今年で20周年ということで、スカイツリーに一時期持っていかれていた話題を取り戻しつつあるのかな。みなとみらいが計画段階にあったとき、横浜市下の小学生に下敷きが配られた。僕とおなじくこれを見て懐かしく感じてくれた人もいるか…

奴雁

7/13読売新聞より福沢諭吉の記事の引用があった。語に曰く、学者は国の土雁なりと。土雁とは、群雁野に在りて餌をついばむとき、その内に必ず一羽は首を揚げて四方の様子を窺い、不意の難に番をするものあり、之を土雁という。学者もまたかくのごとし。天下…

風立ちぬ。 原作を読んでみた。

ジブリ製作で何かと話題の「風立ちぬ」ですが、原作の小説とはずいぶん違ったものであることは知られた事ですよね。原作ではゼロ戦の設計者は出てこないし、ヒロインは菜穂子じゃなくて節子。ただ物語のテーマは同じなのかも。まだ映画のほうは見てませんの…