空論オンザデスク

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子育て、親育てを中心としたブログ 教育本、子育て本、鉄道もの、プラレール、トミカ系おもちゃなども。

糖質制限と私

糖質制限を初めて約4カ月後の昨日、65.4㎏の体重となり目標を達成した。始めるまえのピーク体重は72㎏あったから、6.6㎏の減量である。自分がやったことについて少し振り返りたい。
 
きっかけは、「炭水化物が人類を滅ぼす」といういささかキャッチーなタイトルの本を読んだことだ。本の内容は、この文の趣旨ではないので割愛する。それはまた別の機会としたい。
とにかくそれを読んで、よし自分も糖質を制限しようという気になった。37歳という年齢から、なかなか痩せにくい体質になりつつあり、風呂上がりに鏡を見る度に自分が中年の域に達していることを見せつけられるのが嫌になっていたからだ。

 

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)

 

 

糖質制限とは、文字どおり糖質を含む食事を制限することである。従来のダイエット理論では、むしろカロリーと脂肪の摂取を敵視していたが、それらはいくら採っても問題はないとされる。
糖質は主に炭水化物に含まれている。つまり米、麦、トウモロコシ、蕎麦などである。それに、砂糖などを含む食品はもちろん入る。
米と麦を食べないと決めただけで、食べられるものは大幅に少なくなってしまう。私たちの普段の食事のほとんどは「主食」、つまり白い御飯やパン、麺類などが欠かせないものになっているからだ。
何事にも程度の幅があるように、糖質制限にも松、竹、梅の3コースがある。私の設定したコース配分は上の本の筆者のものと違うが、
松:三食すべて糖質をとらない。
竹:三食のうち、昼と夜は糖質をとらない。
梅:三食のうち、夜だけ糖質をとらない。
というふうにした。今行っているのは「竹」である。日本人は常に竹を選択するの習いどおり。
 
始めたときは、「梅」からとした。何ごとも始めるときは始めやすい方がいい。自分の仕事は夜遅くに終わることが多く、深夜に夕飯を食べることが何よりも良くない。まずここから改善することにした。これまでの夕食というのは、嫁が作ってくれたオニギリまたはオニギラズ。一個でお茶碗一杯ぶんぐらい。これを二つというのが標準で、だいたい仕事が一段落する夜9時から10時くらいに食べていた。
 
糖質制限には、家族の理解と協力が必要不可欠だ。当たり前のことだったお茶碗のご飯とか、パンとか、麺類とか、そういうものを基本、日頃の食生活から排除する。当然、食事を作ってくれる人に負担がかかる。炭水化物を抜いたメニューを作るためにはそれなりに知恵を絞らなければならないし、なにより食費がかかる。米と同じ量の食事を別の食品に置き換えるとしたら、相当な食費増を覚悟しなければならないことはお分かりいただけると思う。炭水化物はそれだけ巨大な市場を持っているので、生産、流通にかかるコストが削減されて、安く出回るからだ。
だから、糖質制限をしようというとき、もしあなたが家庭をもつ男性なら、まず先に奥さんを説得しなければならない。自分もそうした。ダイエットについてはお互い何度か一緒に挑戦して一緒に失敗してきた戦友なので、我が家のばあいは割と話はスムーズにすすんだ。
 
「梅」から始まった糖質制限はすぐに「竹」へとシフトした。1段目ごはん、二段目おかずだった弁当箱は、二段ともおかずになった。どうしても完食したくなったらナッツかベビーチーズを食べることにした。この二つは糖質をあまり含まない食品だからだ。ご飯を食べないとどうしても満足できず、空いた時間でナッツとチーズを貪るようになった。肉代、野菜代、ナッツ代、チーズ代が大幅に家計を圧迫した。一方、私の体重は続けていくにつれ目に見えて減っていった。1月に72.6㎏に達していた体重は、2月の終わりには70㎏を切るようになっていた。1ヶ月を過ぎる頃、食生活にある変化が起こり始めた。弁当箱2段まるまるのおかずを食べても満足できなかったのが、1段でもまずまず大丈夫になっていた。3月にはナッツを必要としなくなっていた。炭水化物を抜くと、満腹感というものをあまり感じなくなる。血糖値があまり上がらないからだ。そのかわり、飢えるような空腹感もあまり感じなくなる。穏やかな満足感が食後に広がり、それが次の食事まで持続することが多い。それに、食後に眠くなることも少なくなった。
 
現在も糖質制限を続けている。これをやめるつもりは今の所はない。また以前のような体型に戻りたくないし、不必要な眠気に襲われたくないからだ。
けれど、甘いものが好きな自分としては、ご褒美としてのスイーツもやめたくない。時々はがっつりとバニラアイスやチョコレートも食べたいし、イベントの時には寿司やピザなんかも食べたい。だから、強迫観念的に糖質を一切摂らないことはしたくない。要は日常的に摂るものをコントロールし、極端な欲求不満にならないようにしていくことだと思う。爆食した翌日ぐらいには体重がしっかり増えて後悔することもあるが、生活をもとに戻すとまたしっかり減っていくからだ。