休日の過ごし方
ジョージ・R・R・マーティンの「竜との舞踏2」をお楽しみ中。
この、壮大かつ息の長いファンタジーと付き合うには相当な忍耐力と広い心が必要だ。けれど、それらの犠牲を払う価値はある。待てば待つほど次の作品が熟成されて、より深く完成度の高い物語になっていくのだとおもえるから。
読書の楽しみにひたる休日。
ティリオンの章を読み終わると、次のティリオンが何ページ先なのか気になってつい目次を見てしまう。はたまたジョンの章にいたっては、次のジョンまでの登場人物がうらめしくなるほど。
先へ先へと駆り立てる活字たち。
デナーリスの章はもどかしい。他の主人公たちが、もがきながらも一歩ずつ前進しているのに、彼女だけは意固地になって深みに嵌まっていくから。ティリオンが救い出すまで追い詰められてしまうのだろうか。
これを読み終わったら、きっとまた始めに戻りたくなる。
Game of thronesにもどって、最新刊まで読破したくなる。
今度は原文に挑戦してみようか。