iqos(アイコス)一週間吸ってみた
日曜に思い切って購入したiqos。
使ってみて一週間の使用感をレポートします。
・なんだかんだ言って使用場所を選ぶ
非喫煙者にとっては普通の煙草と違いがわからないから、禁煙の場所とか喫煙することが社会通念上非常識だと思われる場所で吸うのははばかられる。例えばオフィスとかで平気でパカパカ吸えるものではない。「いやこれは煙草だけど煙草ではないし副流煙は出ないんですよ。」とかいちいち説明するのも億劫だし、説明したとして、「そうなんですか、でも煙草ですよね。」とか魚のような目で見られることは必定だからだ。
かと言って、喫煙所で吸うのも何か違う気がする。灰皿使わないし、持っているモノがモノだけになんだか違和感がある。アイコスは普通の煙草よりぶっとくて重いので、軽く二本指で挟んで吸うというオーディナリーなスタイルが取れないからだ。
↑アイコスは存在感のある趣を持っている。これはこれとしてはカッコイイのかもしれないが、煙草としてみると、うおっと二度見してしまうような違和感がある。
そこで、必然的にアイコスを吸えるシチュエーションは限られる。
人気がなくなったオフィス。アイコスについて説明済みである人だけがいる場所、例えば自宅。
そういうところで、壁にシミがついたり匂いが染み付いたりすることを気にせずに喫煙を楽しめるという利点は確かにある。
いかんせん今までにない位置付けのシロモノなので、世間が受け入れるまでまだまだ時間がかかり、それまでは当分こういう風に対処せざるを得ないのだろう。
・使い心地、吸った満足感は煙草と同じ
一方、そういういわば、社会的文化的な要因を除けば、アイコスは十分煙草に置き換わることのできる要素を持っている。例えば吸ったあとの満足感とか、味とかは若干違うが同等のものを得られると思う。これが「アルコールフリーのビールテイスト飲料」みたいな認知度を得ることができれば、使用範囲が格段に広がって愛煙家にとっては究極の解決策となるだろう。
・現状は煙草と併用
そういうわけで、今は普通の煙草と併用する方策をとっている。公共の喫煙所とかそういう場所では今まで通り煙草を喫し、自宅やだれもいなくなったオフィスではアイコスを楽しんでいる。「1日の本数がわかりにくくなる」という難点はあるものの、些細なものだし使い分けることで双方の味に新鮮味が出るという利点もある。
コンビニで買える値引きキャンペーンも当初9月いっぱいまでだったが、10月10日まで延長したようだ。まだ自分以外でこれを使っている人を見たことはないから、そんなに爆発的に広がることはないんじゃないか。フィリップ・モリスさんの宣伝とこれからの商品開発に期待したい。別の銘柄もアイコス用に作ってくれるとか。larkがあるといいなあ。