こどもちゃれんじぷちの新おもちゃ、ママなし休日の過ごし方
我が子はミーハーなことに(ミーハーなのは親だが)、生後半年からベネッセの「こどもちゃれんじ」を始めている。これは実際、長大なる前半生のお供たるベネッセの通信教材のなかでも最も早い開始時期であり、これ以上ないほどのしまじろうファンぶりである。
なにしろ日本で最も認知されている幼児用教材であろうから、賛否両論いろいろあると思うが、おもちゃとか絵本とかをそれなりに長く遊んでくれるし(2歳になった今でも0歳の時の教材で遊んでいる。)、DVDを見せるとグヘへへとか笑うので、結構親子で楽しんでいる。おねーさん好きの2歳児からすると、まなおねーさんはストライクらしい。
ただ、2歳児用のおもちゃは、月によって若干の当たり外れがあるようで、先月号の時は「はんぶんこドーナツ」とか言ってちっちゃなドーナツのぬいぐるみが一個だけだった。今月号では何種類かの音が鳴る太鼓で、これは結構よくできていると思う。DVDと連動してリズム遊びとかができ、自然にリズム感を養えるという仕組み。
でも、来月号はこれを叩く「スティック」が来るらしい。
「スティック」…プラスチックの棒が二本だけっすか。
で、その次は、先行して来ているこの太鼓に接続できる拡張パーツが来て、なんと合体させてキッチン遊びができるんだそうだ。さらにその次は別の拡張パーツで、携帯電話のお話遊びができるようになるそうな。
これってものすごく考えられたしくみだと思う。
・まず、人間は「そろえたい」と思うもので、やめようと思っていてもせっかくだから今のおもちゃが完成するまではやめない公算が高い。
・少しずつパーツを拡張させていくので、全体として見ると場所を取らない。保護者の心をくすぐるしくみである。
・結果として一つのおもちゃで長く遊ぶので愛着が湧きやすく、飽きられにくい。
これは、実はこの前の月までのシリーズでも同じしくみが採用されていた。
・まず、バスのブッブーと乗客たる動物の人形三体が来る。
・次に、バスのブッブーに食べさせることができるおやつのパーツが来る。
・最後に、バスのブッブーに乗せられる乗客として、三体のマトリョーシカ、「いろっち」が来る。
このシリーズにはさらに秀逸なシステムがあって、それぞれのパーツを「ブッブー」に乗せると、乗せたキャラクターに応じた別々のセリフや歌をブッブーが言ったり歌ったりするようになるのだ。だから、「ブッブー」だけを手にして退会した場合は、その後のシリーズで手にできるはずの拡張機能を見ることができない。すごいの一言。教育業界の片隅に住まうものとして感心しきりである。
さて、先日は久しぶりに息子にとって「ママなしの日」だった。といっても4〜5時間んことだったが。
大泣きするかと思ったら、結構元気に遊んでいた。
草むらの中を歩くのが苦手らしい。
そりゃあまあ、草の先端が尻ぐらいまで来てるから歩きにくいんだろうけれど。
草を必要以上に踏みつけては少しずつ自分の陣地を広げていましたが。