空論オンザデスク

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メルカリとヤフオク

使わなくなったものを売ったり中古品を安く購入したりできるのがオークションサイトですよね。これまで我が家はヤフオク一辺倒でしたが、最近TVCMなんかでもよく目にするようになった「メルカリ」を試してみることにしました。

そして、やってみた感じをヤフオクなどと比較してみたいと思います。

 

・根本的な違い その1

ヤフオク楽オクとメルカリの根本的な違いは、ヤフオク楽オクが「オークションサイト」であるのに対し、メルカリは「フリマアプリ」であることです。

オークションは、初めに設定した値段よりだんだん高くなっていって落札になることが多いですが、フリマは初めの値段よりだんだん安くなっていって売れるケースが多いですよね。だから、パッと見てメルカリの方がかなり高く感じます。(商品のタイプによっても異なります。)それは、一つにはそういう根本的な違いがあるからです。

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上は、各サイトのアプリで「アナと雪の女王 DVD」で検索した結果を並べたものです。ヤフオクのものは「落札相場」を表示しています。

この商品の場合はメルカリとヤフオクの値段の差はあまりないように見えますね。だいたい千円前後で取引されているようです。

商品の数では、メルカリ、ヤフオクが圧倒的に多く、楽オクはほとんどなかったです。

 

・根本的な違い その2

もう一つ根本的な違いは、ヤフオク楽オクが基本的には出品者、購入者の直接取引なのに対し、メルカリは事務局が取引の間に入ってくれることです。これにはメリットとデメリットがあります。メリットとしては、まず安心があること。メルカリの取引では、買った代金を一旦事務局に支払い、そのお金を事務局で預かっていてもらい、商品が届いてから出品者に振り込まれる仕組みになっている、これが大きな特徴です。これは画期的な仕組みだと思います。なぜなら、出品者、購入者双方に大きな安心があるからです。出品者にとっては、お金が振り込まれるまでは商品を発送しなくていいというメリットがあり、購入者にとっては、商品が確実に届くまでは払ったお金が相手には渡らないため、いざという時には取り戻せるという安心感があります。

一方で、販売代金がいったん事務局を経由することで、お金の移動が1回ではなく2回になり、必然的に振り込み手数料が2回かかってくる可能性があるというデメリットがあります。もっとも、これに関しては両方とも無料にできる手段があるのですが、それでも手数料がかかりやすいという性質があることは確かです。

このように、メルカリにはこれまでのオークションサイトよりも取引に関するトラブルを未然に回避できるような仕組みが整えられており、それは取引の間に事務局が入ってくれることで実現しているものです。したがって、それにかかる手数料も高くなるのが実情かと思います。

手数料についての比較は次回行っていきます。

 

 

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