新横浜の地下で進行中の新線工事が気になる
わが町、新横浜では、現在「東急・相鉄直通線」の工事が進んでいます。
2019年度完成予定だということで、これが通ったら本当に便利になります。
新横浜はもちろん、相鉄線沿線からも都心に直通で行けるようになりますから。
そんなわけで、地下で着々と進んでいるらしい工事を目の当たりにすると、ちょっと興奮してしまいます。
工事中の区画の中でひときわ存在感のある、「CSM工法」の重機。
これは、トンネルを掘る際に必要なたて穴を掘る機械で、
日本に4台しかない、という最新鋭中の最新鋭です。
CSM工法、について色々調べてみました。
まず、上の写真にもあった最新鋭の機械を開発した「テクノス」のサイトから。
簡単にまとめると、CSM工法とは、
- 大深度地下の工事を可能にする機械である
- 「セメントミルク」を注入しながら掘り進み、掘ると同時にセメントと土をかき混ぜる。
- 目的の深さまで掘ったら、カッターを引き上げる。セメントが乾くと、地下まで伸びる「縦の壁」ができている。
- 従来の方法と違い、使用できる土地が狭くても安定して工事ができる。
という工法です。
これまで、渋谷駅前の再開発や首都高などにも使われてきた技術です。
どういう仕組みなのか、動画を探してみました。
多分このアニメが一番わかり易いです。
こっちはCSM工法を最初に開発したドイツのバウアー社の機械で、
「ケリーバー方式」というものです。
テクノス社のものとはちょっと違いますが、なるほどイメージはつかめるかなと。
でっかいカッターが地中にぐんぐん入っていくところは見ていてわくわくしますね。
都市部では今後ますます地下空間の利用が必要になっていくでしょうし、
その工事が安全で効率よくなれば言うことなし。
なんですが、こういうでっかい機械が動いているところを見るのがそもそも楽しかったりします。工事現場の見学ツアーとかやってくれないかなあ。