2016年都立中入試適性検査問題をとりあえず簡単に振り返る
本日行われた都立中高一貫校入試 適性検査問題です。
まだ生徒から問題を見せてもらったりしたばかりなのでなんとも言えませんが、とりあえず備忘録的にここまで読み取ったことを記載しておきます。
- 全体として「知識重視」の傾向になってきた印象。共通問題大問2の社会、大問3の理科についてそれが顕著。
- 共通問題大問2の社会は、これまで滅多に出なかった歴史が登場。知識がなくとも解けるよう配慮はなされているが、それでも背景知識があったほうが絶対に有利と思われる。
- 共通問題大問3の理科は、昆虫についての出題。やはり知識がなくとも解けるよう解説がなされているが、これも経験があったほうが有利であろう。
- 桜修館の作文は、傾向が変わるという噂があったものの、結果としてさほど意外な出題ではなかった。ヤジロベエの絵が掲載され、それについての考えを書かせる問題だった。おそらく「バランス」あたりを意図しているのだろうと思う。
もう少し詳しい内容については後日まとめる予定です。